「岡山で本格農業」をする魅力とは?

 岡山県では、「自身が経営主になり、本格的に農業を始めようとする方※1」を応援しています。ここでは、岡山県で農業を始める魅力、そして始めるときの課題や解決策について、紹介していきます※2

 

※1 概ね45才未満で、体力に自信があり、岡山県内で農業をはじめるべく、熱い気持ちで取り組める方。農業経験は問いません。

※2 このページは、岡山県担い手育成総合支援協議会(岡山県、岡山県農業協同組合中央会、岡山県農業会議、岡山県農林漁業担い手育成財団等で構成)が管理・運営しています。

 

農業の「やりがい」とは

 まず、「農業」を仕事とすることの魅力とは何でしょうか?

 岡山県で農業をはじめた方に話を聞くと、「家族との時間が取れるようになった」「全てを自分で決めることができる」「お日様とともに仕事ができる」「『おいしい』という声を頂けることがうれしい」などの声が寄せられました。

 また、岡山県は高品質な桃、ぶどうを生産する「くだもの王国」であり、これらを生産することを誇りに持つ方も多いようです。

 

農業の「厳しさ」とは?

 一方で、農業には厳しい面もあります。

 時々、ニュースにもなるように、悪天候でうまく育たないこともしばしば。ある程度は「栽培技術」で対応できる部分もありますが、「台風」で施設が壊されることもあります。

 そもそも「自分で経営する」ということは、設備投資などに使う資金の準備が必要で、どのように農作物を生産し、販売していくかの経営計画も自分で立てなければなりませんし、生産するための「農地」を見つけ、そして「栽培技術」を身につける必要があります。

 農業をはじめようとする方が直面する課題の上位3つが、「資金」「農地」「栽培技術」となっています。

※新規参入者(農家出身でなく、農業をはじめた方)へのアンケート結果

 その課題を踏まえた上で、岡山県では次のような支援をしています。

 

「岡山で就農」する魅力

 【岡山県の研修制度】

 岡山県では、産地の先輩農業者の元で行う「産地型研修」を、全国に先駆けて平成5年から行っています。(今年で30年目)

 この「産地型研修」のメリットとして、既にある「産地」に入ることで、①その土地にあった「栽培技術」を学ぶことができることと、②これまで産地が培ってきたブランドや販売経路を活用できるということ、③研修中から地域に入ることで「農地探し」をやりやすくなる、などがあります。

 また、岡山県では、産地と行政、農協などの関係機関が連携して、研修生をサポートする体制を整備しています。30年間で、これまで259名の「県外出身者」が研修制度を活用して農業をはじめておりうち半数(53%)が近畿圏出身者です。「産地型研修」を行っているからこそ、地縁がなく、農地を見つけることが困難な県外出身の方でも、岡山県で農業をはじめることができているのだと考えています。

 長年続いている制度なので、それだけ改善を重ねており、過去に制度を活用して農業をはじめた方が「産地側にいる」ということも、岡山県の強みです。

 

【その他のPRポイント】

 「くだもの王国おかやま」

 岡山県は、桃、ぶどうの一大産地で、その品質の高さには定評があり、高級果実専門店に並べられたり、海外の富裕層に向けて輸出されたりします。

  ※生産量で桃は全国6位、ぶどうは全国3位

 高品質な岡山の「くだもの」についてはこちら

 

 「晴れの国おかやま」

 中国地方の山陽側に位置し、晴れの日が多い。植物の光合成の元となる「お日様の光」は、農業をする上でとても重要で、植物の病気のまん延につながる雨は農業の敵にもなります。

 ※降水量1mm未満の日:276.7日で全国第1位 (気象庁「全国気候表(1991~2020年(30年間)の降水量1ミリ以上の日数の平年値をもとに算出)」)

 

まずは「就農相談」から

 岡山県では、農業に興味のある方を対象に、「就農相談会」を開催しています。経営主になる以上、自分で調べることも重要ですが、まずは専門知識を持った相談員にご相談ください

 ※農業という産業に従事しはじめることを、「就農」といいます。

 直近の相談会の開催予定についてはこちら(主に休日開催)

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