新規就農研修制度

岡山県の新規就農研修制度

農業を始めるには、 栽培技術を習得した上で経営を始めることが成功への近道です。
岡山県では、「独立・自営の経営主」として、本格的に農業を始めたい方を対象とした新規就農研修制度を実施しています。
この研修は、就農を希望する産地で行う2段階の研修で、農家出身でない方もプロ農家になれるよう地域が一体となって支援します。
研修内容は、1か月間の「農業体験研修」と本格的な就農に向けた最長2カ年の「農業実務研修」の2段階になっています。

新規就農研修の流れ

1. 就農希望地の選定

新規就農研修は、就農希望地で研修を行うため、研修応募前に産地見学会や就農相談会等を利用して就農希望地を選定します。

 

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2. 研修生募集への申込

新規就農研修は例年、6月頃と10月頃の年2回募集します。
研修生を募集している産地から希望産地を選んで申込を行います。

・申込の要件など
募集対象者:農家出身でない方は『研修申請時』の年齢55歳未満の方。

      (地域によっては、非農家出身でも「就農予定時50歳未満」を条件としている場合もある)

                農家出身の方は『就農予定時の年齢』が50歳未満の方。
     (対象となるかどうかは、就農相談会などで必ずご相談ください。)

 ※申込の前までに、「希望地域の担当(市町村、JA、普及センター等)との個別相談」と、「希望産地への訪問」を行う必要があります。

 

募集は受入地域や品目ごとに定員があり、面接による選考を行います。
(地域や定員は、毎回異なります。)

 

    3. 農業体験研修の実施

    農業や農村生活等への適性を確認することを目的に、就農希望地の
    先進農家等で1か月程度の農作業や農家生活等を体験するための研修です。

    ・研修の内容
    農作業の体験、地域の農業者との交流、農家・農村生活の体験、地域の農業概要の把握など

    4. 就農希望地での研修準備

    農業体験研修後に、研修生と産地とのマッチングができた場合(研修生が研修地域で就農を希望し、産地も研修生を産地の担い手として育成していくことを了解した場合)、農業実務研修に進む準備を行います。

    農業実務研修に進むためには、研修地域での具体的な営農計画(就農計画)を立てることが必要です。
    就農計画が認定され、研修先から農業実務研修生と認められれば、農業実務研修に進むことができます。

    5. 農業実務研修の実施

    独立・自営就農するために、就農を希望する市町村が策定する計画に基づき、
    基本知識・技術の習得や地域の絆づくり等を行う実践的な研修です。
    研修修了後に新規就農者として農業経営を始めることとなります。

    ・研修期間:最長2か年
    ・研修内容
    (1)基礎研修(農業普及指導センター、三徳園、農業大学校、農業士等における研修)
    (2)応用研修(ほ場及び施設での実地研修、先進農家への派遣研修)
    (3)その他の研修(市町村、農業協同組合、農業公社等の事業主体における研修)

    ※農業実務研修中は、年額150万円程度の研修費を支給します。※要件あり
    ※受給した研修費は、研修後就農できないと原則全額返還していただくこととなります。

    ※過去に「就農に向けた研修」を行う同様の事業の対象となったことがある方は、原則、対象外となります。

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